大学時代、同い年の従姉妹と付き合うことになった。 
2人とも田舎から上京して各々一人暮らし。 
父方はいわゆる昔の豪商だったので、いとこも多かったし、貧乏ではなかった。 
ので、どうせ同じ大学なら一緒に住む?というような展開はナシ。 
従姉妹のほうが半年はやく生まれてたので姉ちゃん、な感じだった。 
 
一応、スペック。 

オレ、ブサではないと思いたいが、もちろんカッコ良くはない。 
美樹(従姉妹)、本仮屋ユイカ系だが、+5kgくらいな感じ。 
ちなみに、オレは小学校低学年から美樹が好きで、1浪して追っかけた。 

ちなみに、お互いに新品だったので、 
付き合ってからエッチするまで1年かかった。 
続いていい? 

ありがとう。 
高校時代の美樹はとびきりカワイイ、ってワケではなかったが 
クラスの男子で結構狙っているヤツは多かったようだ。 
ま、ひと目で性格の良さがわかる、ってタイプかも。 
笑うと可愛くて、朗らかな感じ、かも?  
結構アタマも良くて公立の進学校だった。 

ただ、じつは結構天然で、狙ってるのか、ヌケてるのか、 
オレの前では姉ちゃんぶっても、そそっかしい感じだった。 
カレーに隠し味で砂糖入れるつもりが、気づかずに塩入れ続けるとか…。 

実家同士は原チャリで10分くらいだったので、 
時々その爆弾メシを食わされることもあったが、 
狙ってる男子たちへのちょっとした優越感もあった。 
ブラをつけ忘れて家の中を闊歩、ということはドジは踏まないが 
サイズあってないのか、Tシャツとブラの隙間越しに 
何度がBカップ(想像)くらいの乳を拝ませて頂いたことはあった。 
とにかく肌がきめ細かくてキレイで、わずかに覗く乳首と乳輪もベストサイズ! 
1度見た乳首で一晩に5回は抜けた…。 

高校時代は両家とも親が忙しかったから、ちょいちょい夕飯は一緒に食った。 
ちなみに、オレひとりっ子で、美樹には姉がいたが短大出て関西で働いてた。 
美樹もオレも小さい頃から兄妹、いや姉弟みたいに育ってて信頼されてた。 
両親はまさか2、3年後に隠れ学生夫婦みたいになるとは思ってなかったかも。 
すまん、叔父さん伯母さん…。 

明らかに美樹を女として見たのは高3の冬だ。 
帰りのバスでたまたま一緒になって、家まで帰るときのこと。 

ちなみに駅→バス→徒歩→美樹の家→がんばって徒歩20分→俺んちな感じ。 
美樹「あれ、修(オレ、仮名)、今帰りなの?」 
オレ「今日、進路指導でつかまった。たぶん浪人だな…」←地味に凹んでた。 
美樹「自転車で遊んでばかりいるからだよっ。たまにはさ、ちゃんと勉強するとか 
   アタシにご飯ご馳走するとか、CD買ってくれるとか、日々の行いが大事」 
オレ「なんだよ、途中から美樹の都合イイ感じになってんじゃん」 
美樹「へへっ、そのほうがアタシを誘いやすいかな、もてなしやすいかな、って」 
オレ「群がる他のオトコに尽くしてもらえよ、あほ」 

美樹「群がってなんてないし、アタシは修ひと筋だからさ。えへっ。はーと」 
オレ「何かバカにしてるだろっ。いいのオレは自分の趣味が大事なのっ」 
美樹「もちろん冗談だけどね。そうそう、クリスマスは? 塾?」 
オレ「たぶん。イイよなお前、推薦だもんな…」 
美樹「じゃあさ、帰りにウチよりなよ。アタシが励ましてあげるから 
   クリスマスは帰りにケーキ買ってきてね」 

なんて、バカにしてるのか、本気なのか分からん会話でバス停に着。 
山間部ってほどじゃないけど、そんなエリアだし、冬だし結構寒い日だった。 
ホントは3つ先のバス停がオレん家に近いんだけど、流れで一緒に降りた。 
美樹「寒いねぇ~」 
オレ「ん」 
美樹「ね、小学校のときみたいに手とか繋いでみる? ね、ね」 
オレ「やだ。ポケット温かいし、美樹も手袋してんじゃん」 

美樹「えー、たまにはイイじゃない。ねっ」 
と言って左手の手袋をとって、無理やりオレの手があるコートの 
ポケットに美樹が手を突っ込んできた。